好きだった店 ⑨ 紳士服専門店 ススキノ 狸小路店  (匿名希望 再び)

少しずつ 好きだった店のことを 書いてきたが

これまで 飲食店に 限っていたのですが。。。


前に 「JKゆめりん アルバイトがしたい❤️」で

ちょっと 触れた 店〜 私の 勤めていた 紳士服の専門店が

そこそこ 面白い 店だったので 記録しておきたいです


少し お付き合いくださいね。。。




その店は 地下街にあった

真横に エスカレーターが あって

上に上がると ドンキや ロッテリアなどの お店があった

ともかく 札幌の 中心部 ススキノの 紳士服専門店であった
 

 取り扱い商品は ドレスシャツ セーター 靴下 
  ハンカチ ネクタイ👔 コート など



肌着以外は 大体 置いてあった

スーツもオーダー出来るし 吊るしも 扱っている


店には 関西 出身の 雇われ店長が いらした


この 店で 
店長から エセ? 関西弁を 習い

私は 変な 関西弁を うつされたものだった(笑)


オーダースーツに 命をかけて 取り組む Mさん

明るく 陽気な Aちゃん もう辞めるからと
販売と 経理の仕事を 私が 引き継ぐ


それまで コールセンターに勤めていて

紳士服店には 
あんまり 馴染みがない
 婦人服販売 👚 一辺倒の 新人 
私の 

 
4人チームだった

店長は 店の 営業が 始まってから のんびり 出社する

奥の Vip スペースで ゆっくり 朝の 珈琲を 飲む

そのくせ 誰よりも早く お昼ご飯に 出て行く

自由 気ままを 絵に描いたような 人でした

一方 Mさんは 店長とは 真逆で 

常に 他人を 気遣う 優しい人でした

ススキノという 特殊な 場所で 

ホストや 夜の 接客の 仕事をする 
カラスみたいな 黒服の 人が 多かった

買ったばかりの シャツを アイロンがけして
着替えて 出勤する お兄ちゃんも結構 いました

なので 私は まず シャツの アイロンがけを マスターした
気が します



韓国やら 外国の 観光客も多いし

英語は 良く 飛び交っていたが

要領良く 私は たち回っていた(笑)

too  big  や too small  

 size  ok?
などで 大体の ニュアンスは 掴めた

あとは 身振り 手振りも 交えて
知ってる単語で 話は 通じた

英会話とは 度胸と 愛嬌で なんとか 通じるものだ(笑)

順調に 仕事を 覚えて 楽しく 毎日 働いた

店の奥で 持参の お弁当を 食べたり

地下街の 美味しい おにぎりを買ったり

向かいの カレーハウスも 🍛 お気に入りだった



しかし 紳士服専門店自体が 

世の中から 置き去りに されるべく


会社では 専門の 工場が 閉鎖となり

全国の 姉妹店が どんどん 閉店していった



 ある 12月の こと。。。

「 会社は 経営不振で
社員に ボーナスを 支給することが 出来ず お詫びする」

との内容で 社長の 通達が 届く



ダブル パンチで 

私たちの 愛する 店も 年内で 閉店することが 決定した。。。

店長は ススキノで バーを 開店することになった

経営不振とは言っても  退職金は?
ガッポリ(笑) 入ったみたいで 

自分の店が 閉店するのに

ニコニコしながら 銀行に 退職金を おろしに行くのを

社員一同が 目撃している。。。

Mさんは キャリアを 買われて 別の 紳士服店へ 転職するらしい

実は 私も お客さまから スカウトされて 無事に 次の
仕事場が 決まっていた

アイドル的存在だったAちゃんは 
とっくに お店を 辞めていた

後から 知人が 店に来ていたが 

彼女は 頭が良く 転身が 早い

転職先は 心配している 様子が なかった。。。

そんな やんちゃな お店だったが

愛すべき 紳士服専門店であり

私の 人生の 笑える 1ページでもあった🤭


皆 どうしているのだろうか⁉️

ススキノは コロナで 大打撃を 受けていますが

店長の お店は どないなっとんねん。。。

この 可笑しな 関西弁 とても 懐かしいデス

今日の 夢色ダイアリーは このへんで

オカりんでした🍀



オカりんの 毎日が 四つ葉探し 夢色ダイアリー

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