大病院の帰り道 バス停で恋を 拾う

あんなに 白いスーツの 似合う人を 私は 知らない
 

初対面で 誰からも 警戒心を 抱かれる ことのない
人懐こい 爽やかな笑顔

大病院の 帰り道

バスを 待つ私に
どの バスを 待っているの?
 地元行きのは
もう行きましたか。

話しかける スーツの君

まだです 30分のは 来てません
大丈夫
そう答えると 彼は 心から 嬉しそうだ


バス停で 同じく 初対面の人に 話しかけている

小樽から 札幌まで出て 今日は お友達と ランチを 頂きましたと

他の 女性も素直に 彼と お話ししている

バスが来て

私は スーツの君と
1番 後ろの席に 座る

修学旅行の まるで 悪ガキ みたいだ

彼は 今日の 通院が 最後で

今から家に帰るところだそうだ

一方 私は 1年ぶりの MRI 撮影を終えたところ

人生の罰ゲームが終わったタイミングです


彼は 冬場に 体調を崩し
奥さんの 勧めで 知り合いのドクターを 訪ねて
半年 通院して 加療が 終わったのだそうだ


白い麻の スーツ

ブリーフケースに 
白い ビニール傘という 出で立ちは
 
爽やかさ 120パーセント

ビニール傘は🌂 不似合いだけど。。。

何日か前に 帰り道で にわか雨に 降られて
酷い目に あったらしい

それで 今日は 慌てて
傘を 持って来たんだと
彼は 少年みたいに 笑う

私たちは まるで 旧知の友人みたいに
色々と おしゃべりした

彼に 最近 同窓会があったこと

先生が 生きているのか?

いつも 心配していること

車を やめていること

 たまに 歩いていること

 降りる前に 住所や 苗字まで 教えてくれた

彼との ひとときは
楽しくて 時を 忘れた。。。

近所まで来て 歩き疲れたら
うちで お茶 飲んで行きなさいよ と
彼は 悪びれずに 言った

お名残惜しいが フツーに
いつもの バス停で 私は 降りた

雨は 降らず 私は 無事に 家に 着いた


何も こんな日に
男の人に 出逢わなくても良いのに

もう 1年経ったが 

この日は 夕方から
娘の 部活の 先生や 父母との
飲み会が あった🤭

私は パパりんと
仲良く 飲み会に参加して 烏龍茶を 陽気に 飲んだ

帰り道 やっぱり 雨は 降った

彼のことが ふと 心に浮かんだ

きっと 奥さんと 楽しく 晩ご飯でも 食べているに 違いない


私は もちろん それ以来 彼には 1度も 会うことがない



バス停で 恋を拾うことも もう 2度とない



ゆめりんに 一度だけ 彼のことを
話すと  娘は 

ママには 大好きな パパが いるから 恋しちゃダメだよと
ケタケタ 笑った



彼のことを 書こうか 書くまいか

悩みながら 1年経った

 もう 時効だよね

淡い恋心は 全て 封印した。。。

今日は
バス停を 降りたら

郵便局の 近くで いやに 簡単に 
四つ葉が 🍀
見つかった

清く 正しく 生きる私に 

神様からの 特別 プレゼントかも。。。
知れないね



何故か この大事な 記事が 更新出来なくて  

同じ内容で
2度 この 記事を 書き直した

彼には もう 会いません 

そのために
2度も 書き直したのかも 知れません

今日の夢色ダイアリーは このへんで

 オカりんでした










オカりんの 毎日が 四つ葉探し 夢色ダイアリー

Twitter おかりんごが書く Amebaオウンドの ブログ。 Amebaお弁当ジャンル登録中の、 オカりんの勇気りんりん夢色Cafe、の 姉妹ブログ。 物語~ストーリー性の濃い話を エッセイ風に、人気の話は続編やシリーズ化を意識しています。Twitterで書ききれない髭男愛、 髭活、おやつ、 ワクチンなど 日々のよしなしごとを、綴っています。 毎日の 幸せの四つ葉探しを  ご一緒しませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000